カザフの「お姫様」旗手 開会式衣装担当に敬意「想像絶するほどの短期間で本物の芸術作品作った」

[ 2021年8月12日 12:29 ]

東京五輪第8日 陸上 ( 2021年7月30日    国立競技場 )

開会式に参加したカザフスタンのボクシングのクンカバエフ選手(左)と陸上三段跳びのルイパコワ選手(右)=ロイター

 東京五輪開会式でドレスのような民族衣装で入場行進し、「お姫様みたい」と話題になった陸上女子三段跳びのカザフスタン代表オリガ・ルイパコワ(36)が12日までに自身のインスタグラムを更新。開会式で着用した民族衣装の思い出ショットを公開した。

 ルイパコワは旗手として白地に刺しゅうが施された衣装で登場。入場行進の際に場内でかかっていたのが「ファイナルファンタジー」の楽曲だったこともあり、ネット上では「ファイナルファンタジーXV」に登場する「ルナフレーナ様かと」という声や「美しすぎる プリンセスじゃん」「妖精ですか?」「お姫様だ」などと続々投稿され、一躍世界中の注目の的となった。

 インスタグラムでは制作スタッフや刺しゅうの細部、制作過程の一部を紹介。「想像を絶するほどの短期間で本物の芸術作品を作った魔術師の名前を世界中に知ってほしいです」とつづり、「文字通り、おとぎ話にしたのはビオレッタ・イバノワさんです。伝統的なカザフの飾りをスタイリッシュでモダンにしました」と称えた。アクセサリーの作り手らにも敬意を表し「本当に皆さんに感謝しています」とつづった。

 国内外のフォロワーから反響があり「素敵な衣装でした。日本では、本物のプリンセスが舞い降りてきたと話題でした。素晴らしい物語をありがとう」「日本に来てくれてありがとう。私たちはあなたを忘れません」「あなたは世界中のオリンピックファンを魅了しました」「手作りだったのですね!」「素晴らしい衣装を着て登場して下さってありがとう!」などと投稿が相次いだ。

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