車いすテニス・真田卓、初の表彰台へ「絶対に狙っていきたい」

[ 2021年8月12日 22:30 ]

オンライン取材に応じた真田卓
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 東京パラリンピック(24日開幕)に出場する車いすテニスの真田卓(凸版印刷)が12日、オンライン取材に応じた。これまで、12年ロンドン、16年リオと2大会連続出場もメダルはなし。初の表彰台へ「3度目のパラリンピックで絶対に狙っていきたい」と意気込んだ。

 19年10月に右肘を痛め、昨年はリハビリに励んだ。新型コロナウイルスの影響で東京パラが延期、各大会もなくなって「リハビリに集中できた」。延期がプラスとなった。今年3月に復帰し、現在は状態も良く「ベストパフォーマンスが出せるんじゃないかなと思う」と自信をのぞかせた。

 国枝慎吾(37=ユニクロ)と組むダブルスも注目だ。国枝は真田のことを「パワーが持ち味。コンビネーションが上がっている」と絶賛。メダル獲得が期待される。

 そんな真田を、所属する凸版印刷が支えている。普段はスポーツビジネス開発室に務め、「スポーツ全体を盛り上げるプロモーションをしている」という。バックアップも心強く「応援してくれている。アットホームで自分の居場所を感じる」と感謝した。凸版印刷といえば、俳優の大泉洋(48)が出演するCM「すべてを突破する。TOPPA!!!TOPPAN」でおなじみ。ケガ、リハビリという困難を突破してきた真田は「今までの集大成として、総合的なパフォーマンスを見せられたら」。東京パラも突破してみせる。

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2021年8月12日のニュース