鍵山優真「悔しい思いがこみ上げている」新フリー初披露で2位

[ 2021年8月12日 18:53 ]

フィギュアスケートげんさんサマーカップ最終日 ( 2021年8月12日    滋賀・滋賀県立アイスアリーナ )

<げんさんサマーカップ2021 男子フリー>演技をフィニッシュする鍵山優真(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーが行われ、SP3位の鍵山優真(星槎国際高横浜)は全体トップの150・14点をマーク。合計222・55点で2位だった。黒基調で黄金の装飾をつけた衣装で新曲「グラディエーター」を披露。鮮やかな4回転―3回転の連続トーループを決めたが、冒頭のサルコーの回転が抜け、後半のトーループでは転倒。「率直に、悔しい思いがこみ上げている」と振り返った。

 「グラディエーター」は北京シーズンに向けて用意した新曲。戦士として戦う力強さや優しさや切なさなど感情表現も込めた演目で、振付師のローリー・ニコルさんから「強弱をつけて演技しよう」とアドバイスをもらった。「選んで良かった」と語る鍵山は「やっぱりまだまだ練習不足だった。もっと体力をつけないと。ジャンプは技術もあるけどメンタルもかなり重要」と反省点を挙げ、今後のシーズンにつなげていく。

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2021年8月12日のニュース