キャプテン渡辺雄太 仏撃破し五輪へ「運動量増やして自分たちのバスケット突き詰めたい」

[ 2021年7月18日 15:47 ]

バスケットボール男子日本代表国際強化試合   日本81―75フランス ( 2021年7月18日    さいたま市・サイデン化学アリーナ )

第1Q、3点シュートを決めた渡辺雄太(代表撮影)
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 バスケットボール日本代表(FIBAランキング42位)は五輪前最後の強化試合で出場国のフランス(同7位)と対戦し、81―75で勝利した。第1Qからリードを奪う展開で、前半終了時点で16点リード。後半は追い上げられ、第4Qで一時同点に追いつかれながら振り切った。格上を撃破する最高の形で本番前最後の試合を締めくくった。

 NBA選手5人を揃える世界的強豪を相手に怯むことなくプレー。八村塁(23=ウィザーズ)は28分57秒出場で19得点7リバウンド、チームキャプテンの渡辺雄太(26=ラプターズ)は29分44秒出場で18得点9リバウンドとNBAコンビが躍動した。

 渡辺雄は試合後テレビインタビューに応じた。コメントは以下の通り。

――強豪相手に勝利。
 「今日は自分たちらしいバスケット、足を動かして運動量を増やして日本が目指さないといけないバスケットができたと思う」

――後半はフランスが地力を見せてきたが、キャプテンとしてチームメートにどのような言葉を掛けたのか。
 「前半終わっての16点差なんて、ないものだと考えようと、皆で声を掛け合った。自分たちがやっているバスケットを徹底しようと」

――五輪本番へ向けて。
 「今日この勝利で自信にしていく部分と、やはりまだまだ自分たちでできていない部分が多いので、そこはしっかり修正して、五輪本番まで時間がないが、自分たちのバスケットをどんどん突き詰めていきたい」

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