五輪開閉会式 参加の日本選手団は当日選手村滞在者に限定、主将と旗手は例外

[ 2021年7月1日 05:30 ]

公開された選手村の居住棟(撮影・尾崎 有希)
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 東京五輪の開閉会式で、参加する日本選手団が式典当日に選手村に滞在可能な選手らに限られることが30日、関係者への取材で分かった。東京大会は新型コロナウイルス感染症対策で選手村の滞在日数が制限され、開閉会式でも3密回避のために参加者が絞られる。主将と旗手は例外として参加できる。日本オリンピック委員会(JOC)が国内競技団体に方針を伝達した。

 選手の入村は出場する競技開始5日前からで、競技終了2日後までに退去が義務付けられている。陸上やレスリングなど大会後半の選手は開会式に、柔道や競泳など大会前半の選手は閉会式に参加できなくなる。JOCは日本選手団が行進する際、スマートフォンやカメラの使用を禁止する方針も伝えた。開催国の代表としてふさわしい整然とした行動を求めた形だ。開会式への参加役員は各国・地域で6人の枠を順守させるとしている。

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2021年7月1日のニュース