東京五輪の日本代表選手団、6月1日からワクチン接種開始 NTCで1600人想定

[ 2021年5月26日 13:01 ]

国立競技場と五輪マーク
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 日本オリンピック委員会(JOC)の籾井圭子常務理事、笠原健司強化第一部部長が26日、都内で新型コロナウイルスのワクチン接種に関するブリーフィングを行った。既に提供されたワクチンが届いており、東京五輪の日本代表選手団は原則6月1日から東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で接種を開始することを明かした。

 籾井常務理事は「高齢者等の優先接種の態勢に影響がおよぼすことがないように。各自治体の接種態勢とは別に各競技団体のチームドクターが中心に接種する」と説明した。接種対象については日本代表選手に加え、候補選手、JOCが選手と接触頻度が高いと判断した監督、コーチ、練習パートナーら。さらに山下会長を含め一部JOC職員、JSCの選手サポートスタッフなど合計で1600人程度が接種する予定。アスリートは600人を見込んでいる。

 各競技団体には既に日程などのアンケートを取っており、籾井常務理事は「接種するかは選手の意思が尊重される」とした。

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2021年5月26日のニュース