石川遼　全英出場権目指し「今の自分のゲームを」　27日からミズノ・オープン

10番、コース上で同組のプレーヤーにアドバイスをする石川遼　
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　男子ゴルフのミズノ・オープン（賞金総額8000万円、優勝賞金1600万円）はきょう27日から4日間、岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海GC（7349ヤード、パー72）で行われる。

　石川遼（29＝CASIO）は今大会の上位2人（有資格者除く）に与えられる全英オープン（7月15～18日、英国ロイヤル・セントジョージGC）出場権を目指す。

　「1試合1試合が糧になっていて得られるものが多い。今の自分のゲームを引っ提げて出たいですね」

　田中剛コーチとスイング改造中。2021年開幕戦の東建ホームメイトカップこそ予選落ちしたが、2週前のプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品で7位、前週のゴルフパートナー・プロアマでは4位に入るなどここに来て徐々に調子を上げ、24日の全米オープン（6月17～20日、米国トーリーパインズGC）日本地区最終予選はトップ通過。今年1枚目のメジャー切符を手にした。

　今大会が2021年開幕戦から7連戦目。しかも24日の全米オープン最終予選は1日36ホールの長丁場だったが「大分疲労は抜けてます」と肉体改造の成果にも手応えを感じている。2枚目のメジャー切符へ自信を持って挑む。