松山 メジャー連勝ならず23位終戦 第3R悔やむ「後半にゲーム壊した」

[ 2021年5月25日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権最終日 ( 2021年5月23日    サウスカロライナ州 キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72 )

23位に終わった松山(AP)
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 終盤こそ意地を見せたが、松山は上位の争いに加われなかった。メジャー2連勝を目指した大会を23位で終えて「なかなかうまくいかなかった。昨日(第3日)の後半にゲームを壊してしまい、凄く悔しい」と息をついた。

 8打差を追って出ると、2番で左に曲げた第1打が紛失してダブルボギー先行。「優勝の可能性がだいぶなくなった」。ショットに精度が戻ったのは終盤。15、17番でピンに絡めてバーディーを奪い「ヒデキ!」と歓声を浴びたが、遅かった。

 マスターズ制覇後は約1カ月休み、今回が復帰2戦目。週末に肩周りを気にするしぐさもあったが「しばらくゴルフをやっていなかった代償」。首位と2打差で決勝を迎えるなど、理想の状態でなくとも底力は見せた。「悪いなりにそこそこはできた」と総括した。

 今後は6月3日開幕のメモリアル・トーナメントを経て全米オープンに臨む。「基本的なショット、パットをうまく調整できればアジャストできる。もう一回つくり直していく」と、次なるメジャーに視線を向けた。

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2021年5月25日のニュース