丸川珠代五輪相、関係者へのワクチン提供拡大を発表「安心安全の大会を実現するため」

[ 2021年5月25日 10:36 ]

丸川珠代五輪相
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 丸川珠代五輪相が25日、閣議後会見を行った。

 東京五輪・パラリンピックで、米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンが、日本選手団以外の一部ボランティアや通訳、審判員ら大会関係者にも無償提供される見通しとなったことを明かし、19~21日の国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会などとの合同会議で「IOCから組織委員会に対して提案があった」と話した。約2500人分とされる日本選手団を含め、合計で約2万人分になるとみられている。

 国民へのワクチン接種が進まず、既に五輪優先という批判が出ているが、さらに反発を招く可能性も十分。丸川五輪相は「安心安全の大会を実現するために、接種できるよう調整する」と話した。

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2021年5月25日のニュース