丸川珠代五輪相、“コーツ発言”への国民の反発理解「感情について“むべなるかな”」

[ 2021年5月25日 10:59 ]

丸川珠代五輪相
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 丸川珠代五輪相が25日、閣議後会見を行った。

 21日、国際オリンピック委員会(IOC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会などとの合同会議後の会見。新型コロナウイルスの緊急事態宣言下でも五輪を開催するのか問われたIOCのジョン・コーツ副会長は、「答えはイエスだ」とコメントした。

 批判が殺到しているコーツ発言について、丸川五輪相は「多くの国民のみなさまが、この発言を聞いて反発を覚えたのは自然なことではないか。日本国のことは日本国民が決めると、多くの国民のみなさまは当然、思っていらっしゃる。そのことについては、その感情については私も『むべなるかな』という思いです」と話した。

 そして、「一方で、なぜこの発言したのか、緊急事態宣言下でもテストイベントが無事にできたという思いがあったのかなと推察する。私たちとしては新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止が第一です。感染拡大防止に全力を尽くして国民のみなさまが安心して迎えられると思っていただけるようにすることが重要だと思っている」と続けた。

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