金谷拓実 29日から中日クラウンズ、米ツアーに備え「出る試合はベストを尽くして優勝を」

[ 2021年4月28日 18:20 ]

<中日クラウンズ練習ラウンド>プロアマに出場の金谷拓実は同伴アマと楽しそうに会話する(撮影・井垣 忠夫)
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 日本プロゴルフツアーの2021年第3戦、中日クラウンズ(賞金総額1億円、優勝賞金2000万円)は29日から4日間、愛知県東郷町の名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。世界ランク80位・金谷拓実(22=フリー)は28日、初めてプロアマ戦に出場し「緊張しましたけど、凄く楽しくできました」と笑顔で最終調整を終えた。

 そんな金谷の元に、27日夜、今季海外メジャー第2戦、全米プロ(5月20~23日)の招待状が届いた。さらに全米プロから中1週で行われるメモリアル・トーナメント(6月3~6日)への推薦出場も決定。このメモリアル・トーナメントは2014年に松山が米ツアー初優勝を遂げた大会でもある。これにより国内は中日クラウンズ、ジャパン・プレーヤーズ選手権(5月6~9日)の2試合に出場し、その後、渡米して全米プロ、メモリアル・トーナメントの米ツアーに備えることになった。

 今シーズンの目標は来季のマスターズ出場の目安となる世界ランク50位だが、その前に今季海外メジャー第3戦、全米オープン(6月17~20日)出場の目安となる世界ランク60位が目標となる。帰国後の2週間の隔離措置を考えると、全米オープンまで米国に留まるのが理想。それまで日米合わせて残り4戦。最低でも1勝する必要がある。「出る試合はベストを尽くして優勝を目指します」と一戦必勝の構えで臨む。

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2021年4月28日のニュース