柔道大野将平 前哨戦はさまず1年5カ月ブランクで東京五輪直行

[ 2021年4月28日 14:00 ]

東京五輪男子73キロ級代表の大野将平
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 全日本柔道連盟は28日、グランドスラム(GS)カザン大会(ロシア、5月5~7日)の出場選手を発表し、東京五輪代表では女子48キロ級の渡名喜風南(パーク24)、同52キロ級の阿部詩(日体大)、同70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)の3人が名を連ねた。男子の五輪代表選手は出場せず、6月の世界選手権(ブダペスト)73キロ級団体戦代表の原田健士(ALSOK)、90キロ級個人戦代表の村尾三四郎(東海大)の2人が出場する。

 大会は五輪代表選手が本番前に出場可能な最後の国際大会となる見込み。日本の選手は新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、今年1月のマスターズ大会(ドーハ)から国際大会に復帰。これまでに五輪代表男女計14人中13人が少なくとも1大会以上に出場したが、男子73キロ級の大野将平(旭化成)は昨年2月のGSデュッセルドルフ大会以降は出場しておらず、ぶっつけ本番で2連覇に挑むことになった。

 大野は当初、3月上旬のGSタシケント大会に出場予定だったが、直前に「左大腿部筋損傷」で4週間の安静加療が必要と診断され、出場を取り止めていた。男子日本代表の井上康生監督によれば、現在は回復して順調に稽古を積んでいるといい、「海外の選手や五輪を想定し、細かな練習をしている。しっかり稽古を積み、本戦に臨みたいということだった」と本人の意志で本番直行が決まったことを説明。日本柔道のエースが、1年5カ月のブランクを乗り越え世界の頂点を目指す。

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