橋本聖子会長「安全安心最優先の大会をどのように目指すか」尾身氏の発言も意に介さず

[ 2021年4月28日 21:25 ]

東京五輪・パラリンピックに向けた五者協議を終え、記者会見する東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(右)と武藤敏郎事務総長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が28日、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、政府、東京都の各代表者による5者協議を終えて会見を行った。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院厚生労働委員会で、東京五輪・パラリンピックについて「組織委員会など関係者が感染のレベルや医療の逼迫状況を踏まえて議論をしっかりやるべき時期に来ている」と話した。

 尾身会長の発言について問われた橋本会長は、「本日の5者協議においても開催することは合意した。その中で、開催をどのようにすることができるか。安全安心最優先の大会をどのように目指すかで合意した。尾身会長の発言も承知しているが、専門家の知見も踏まえながら会議を精力的に行っている」と話した。

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