男子ゴルフ関西オープン PCR検査で選手1人が陽性 大会は予定通り実施

[ 2021年4月21日 13:02 ]

 男子ゴルフの2021年第2戦、関西オープンを主催する関西ゴルフ連盟(KGU)と同大会を主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は連名で19日に試合会場の兵庫・有馬ロイヤルCCで実施したPCR検査の受検者148人中、選手1人が陽性だったと発表した。選手名は明らかにしていない。陽性判定を受けたこの選手に発熱などの症状はないという。

 大会事務局によるとこの選手は19日にPCR検査受検のため試合会場を訪れたが、会場の施設は利用しておらず、その他の出場選手との会食など、濃厚接触に当たる事案はなかったという。

 陽性判定を受けた選手のほかにも20日の練習ラウンド後に発熱の症状を訴えた選手が1人いる。この選手は同日夜にPCR検査を受けて判定が出るのを待っている。21日には体温は平熱まで下がったという。この選手と同じ組で練習ラウンドした選手と帯同キャディーもPCR検査を受けてその結果を待っている。

 21日午前6時20分までにクラブハウス内の消毒が完了したという理由で、同日の練習ラウンドは予定通り午前7時32分からスタート。本競技も予定通り22日から4日間の日程で実施する見込みだという。

 国内男子ゴルフは先週の2021年初戦、東建ホームメイトカップでも新型コロナウイルスの感染者を出している。第2ラウンドが行われた4月16日に韓国の金庚泰(キム・キョンテ)が38・5度の高熱を発し、抗原検査を受けたところ新型コロナウイルス感染が判明。会場消毒などの措置のため同17日の第3ラウンドが中止となり、試合は同18日の最終ラウンドを含め3日間54ホールに短縮して行われた。

続きを表示

2021年4月21日のニュース