テコンドー女子代表“一つ屋根の下”の絆「勉強になる」浜田&山田3月から2人暮らし

[ 2021年4月21日 17:48 ]

山田美諭
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 “一つ屋根の下”で飛躍を狙う。テコンドー五輪代表選手のオンライン取材が行われ、女子49キロ級で初出場の山田美諭(城北信用金庫)、57キロ級で3大会連続出場の浜田真由(ミキハウス)が先月から2人暮らしを始めたことを明かした。

 強化合宿を行う東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で宿泊の予約が取れなかったことをきっかけに近隣に引っ越し。明確な役割分担はなく、気づいた方がゴミ出しや掃除をするという。2人とも料理が趣味といい、朝食も先に起きた方が作る。山田は「まったりした生活」と語る。

 自宅でも競技の話は尽きないようで「ここはこう、とすぐ共有できる。(2人暮らしの)いいところ」と浜田。初出場となる山田も「(浜田が)五輪が近づくにつれて周りが変わっていくと言っていた。勉強になる」と平常心の重要性を学んだという。

 五輪本番まで残り100日を切り、NTCの練習場のホワイトボードには残り日数が書かれているという。股関節の手術を経て準備を進める浜田は「悔いが残らないように試合を迎えるまでが大事。試合になれば出し切るだけ。目標は金メダル。そこに向かいたい」と意気込み、山田は「本当に開催されるという気持ちで日々練習するだけ」と目の前の努力を貫く姿勢を見せた。

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2021年4月21日のニュース