高橋尚子氏 東京五輪・パラへ「心を一つにした」 3団体アスリート委が合同会議

[ 2021年4月20日 15:39 ]

元陸上選手の高橋尚子さん
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会、日本オリンピック委員会(JOC)、日本パラリンピック委員会(JPC)の各アスリート委員会による3団体合同委員会が20日、オンライン形式で初開催された。3団体が連携して選手の声を発信する機会の拡大などを目的として行われ、合同委員会後の記者会見で、組織委の高橋尚子アスリート委員会委員長は「五輪まで3カ月を切っているが、その中でどうするべきか、どういう思いで挑むべきか心を一つにした」と成果を口にした。

 会議に同席した組織委の橋本聖子会長は「アスリートから出る(言葉の)一つ一つはどの世代にも通じる重みがあるんだと改めて感じた。安心安全最優先の東京大会の舞台を作り上げるという大きな仕事を何としてもやり遂げたい」と感想を語った。コロナ下での東京五輪開催に不安を抱える選手もいると認めた上で、橋本会長は「感染症対策を第一優先にするが、どのように安心安全の大会をすることができるか、プレーブックも含めて安心してもらえるようにしっかりとしたものをまとめ上げたい」と語った。

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2021年4月20日のニュース