9連敗中のラプターズが主力2選手を放出か? ラウリーとパウエルがトレード要員

[ 2021年3月24日 15:40 ]

トレードされる可能性が出てきたラプターズのラウリー(AP)
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 NBAは25日に今季のトレード期限を迎えるが、現在9連敗中のラプターズが2019年のファイナル制覇に貢献したカイル・ラウリー(34)と今季自己ベストの19・5得点をマークしているノーマン・パウエル(27)の両ガードをトレードで放出する可能性が出てきた。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、ラウリーに関しては東地区全体で首位に立っている76ersもしくはヒートが獲得に興味を示していると報じられている。

 25日に35歳の誕生日を迎えるラウリーはラプターズでは9季目で、今季は36試合に出場して17・6得点をマーク。今季の年俸は3050万ドル(約32億9000万円)だが契約は最終年を迎えている。

 今季年俸が1087万ドル(約11億7000万円)のパウエルは契約最終年となる来季のオプション契約を破棄して今オフにFAとなる可能性が大。東地区全体11位に沈んでいるラプターズとしては、フレッド・バンブリート(27)、パスカル・シアカム(26)、OG・アヌノビー(23)といった先発陣の契約延長のための資金を確保したい意向もあり、2選手を巡る交渉が水面下で進んでいると見られている。

 なお渡辺雄太(26)も所属しているラプターズは24日にナゲッツと対戦することになっている。

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