ソフト上野が「深イイ話」で進化 今季から「同僚」藤田倭と最強コンビ結成

[ 2021年3月4日 19:42 ]

ソフトボール女子日本代表・上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)
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 ソフトボール女子日本代表のエース上野由岐子(38=ビックカメラ高崎)が同僚となったライバルとの相乗効果を口にした。4日、今年最初の合宿を行っている沖縄からオンラインで取材に応じ、今年から同僚となった藤田倭(30)について問われると、「代表だからとか、ビックカメラだからとかの感覚が薄くなって、どっちも2人で、どうチームを勝たせるピッチングをするか考えている。深い話ができてやりやすくなった」と言葉を弾ませた。

 2人は日本代表ではともに引っ張る間柄ながら、所属チームは別だったため当然、話せることは限られていた。だが、投打の二刀流として期待されている藤田は昨季限りで太陽誘電を退団。今年1月1日にビックカメラ高崎への入団を電撃発表した。当時、藤田は「憧れている上野由岐子投手の存在がだんだん強くなった。自分なりに考え抜いた結果、入団することにした」とコメントしていた。

 上野にとっても、頼れる後輩の加入はうれしかったようで、「ビックにとっても大きいし、かなり期待している」と期待感をにじませた。今回は約3カ月ぶりの代表合宿。「順調にやりたいこをやった。チームのキャンプも終わっていい状態で入れている」とエースは心身ともに充実した状態で本番を待っている。

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2021年3月4日のニュース