黄金世代の山路晶が初日自己ベストタイの67 4番でイーグル奪うなど5アンダー好発進

[ 2021年3月4日 15:13 ]

女子ゴルフの山路晶
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 日本女子プロゴルフツアーの2021年第1戦、ダイキン・オーキッド・レディース(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円)は4日、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6561ヤード、パー72)で開幕し、第1ラウンドを行っている。

 “黄金世代”の一人、山路晶(22=森六グループ)は1イーグル、5バーディー、2ボギーの67をマークし、5アンダー、3位グループに付けた。8アンダーホールアウトした“新世紀世代”西郷真央(19=大東建託)が首位に立っている。

 日本ツアー屈指の飛ばし屋。後半の4番パー5(517ヤード)では残り230ヤードの第2打を4Iでピン側30センチに付けて楽々イーグルを奪った。

 先月28日に沖縄入り。翌3月1日に現地でPCR検査を受けたためすぐには検査結果が判明せず、2日の公式練習は参加できず。大会前日の3日も大会スタッフから新型コロナウイルスの陽性者が出たためコースが閉鎖され、練習ラウンドは行えず、この日がぶっつけ本番だった。

 「おととし、回っているので。そんなに悪いイメージもなかったから」

 2019年のダイキン・オーキッド・レディースが山路のプロデビュー戦。その3日目に同じ“黄金世代”の大親友、畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)と同組でプレーした。この時の最終成績は畑岡と同じ17位。いい記憶として心に刻まれている。このオフはショットの安定感に磨きをかけるため、新たにトレーナーについて臀部(でんぶ)など下半身の強化に取り組んだという。初日の67は2019年10月の富士通レディースの自己ベストに並ぶ好スコア。オフのトレーニングがいきなり実を結んだ。

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2021年3月4日のニュース