19歳の西郷真央 ツアー自己ベストの64で単独首位でホールアウト

[ 2021年3月4日 14:55 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース 第1日 ( 2021年3月4日    沖縄・琉球GC=6561ヤード、パー72 )

<ダイキンオーキッドレディース初日>9番、第2打を放つ西郷真央(撮影・沢田 明徳)
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 西郷真央(19=大東建託)が1イーグル、7バーディー、1ボギーのツアー自己ベストとなる64をマークし、暫定単独首位でホールアウトした。2番からの4連続を含む6バーディーを奪って前半を折り返すと、後半も最終18番でプロ初イーグルを奪うなどスコアを8アンダーまで伸ばした。西郷は「初日なので気合を入れ過ぎずに楽しんでプレーすることを心がけて、結果的にスコアが伸びてくれたので良かった」と笑みを浮かべた。

 オフは師匠である尾崎将司(74)の練習場「ジャンボ邸」でトレーニングと練習に励み、週2回以上のラウンドで課題だったというショートゲームを強化。その成果もあり、パー3の3番では残り10ヤードの第2打を58度のウエッジで直接沈めるチップインバーディーを奪った。

 19歳の西郷は今年がプロ本格参戦2年目。プロデビューとなった昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全14試合が無観客開催だった。プロ転向後、今大会が初めてギャラリーの前でのプレーとなったが「“ナイスバーディー”と言ってくれて、楽しく回れました。より、プロのトーナメントらしさが出ていました」と感想を語った。昨年は5位に2度入るなど、統合された20―21年シーズンの賞金ランキングで現在33位。好発進にプロ初優勝へのが期待が高まるが、「今日は今日で、明日は明日。集中して、楽しみながらプレーしたい」と冷静に2日目を見据えた。

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2021年3月4日のニュース