賞金ランキング2位の“ミレニアム世代”古江彩佳 1オーバー、53位に「あまり良くなかった」

[ 2021年3月4日 17:10 ]

古江彩佳
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 日本女子プロゴルフツアーの2021年第1戦、ダイキン・オーキッド・レディース(賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円)は4日、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6561ヤード、パー72)で開幕し、第1ラウンドを行っている。

 賞金ランキング2位の“ミレニアム世代”古江彩佳(20=富士通)は1バーディー、2ボギーの73と思うようにスコアを伸ばせず、1オーバー、53位と出遅れた。

 「ショット自体があまり良くなかったですね。パーセーブが最初の方はできてたんですけど」

 このオフは主に地元兵庫で過ごし、先月24日に沖縄入りしてこの日に備えたが、自身の感触ではまだ、調整途上。ドライバーショットの飛距離でもツアー3勝を挙げた昨年秋よりは落ちているという。とはいえ、若干20歳ながら既にツアー4勝を挙げている世界ランキング15位の実力者。「試合の中でできていけば」とこの日の73に一喜一憂はしていない。

 昨年12月には自身初の海外メジャー、全米女子オープンに挑戦したが、今年は国内ツアーに専念。4月1日に開幕する2021年海外メジャー第1戦、ANAインスピレーションへの出場も辞退するという。

 8月の東京五輪についても「あんまりオリンピックっていうふうに考えるんじゃなくて一つ一つの試合をこなしてその結果がうまくオリンピックにつながればいいかなと思います」と自分流を貫いていく。
 

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2021年3月4日のニュース