サントリー中村主将 Bバレットは「全部が隙ない」 16日にトップリーグ開幕

[ 2021年1月4日 18:46 ]

オンラインで行われたトップリーグのキックオフカンファレンスで一堂に会した全16チームの主将
Photo By スポニチ

 今月16日に開幕するラグビーのトップリーグ(TL)2021キックオフカンファレンスが4日、トップリーグ公式YouTubeなどで開催され、参戦する全16チームの主将らが出席。カンファレンスはラグビー実況でおなじみの矢野武氏が司会を務め、TLのアンバサダーに就任したお笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢、内間政成がゲストで登場。約1時間、軽妙なトークを展開した。

 キヤノンは今シーズンから主将に就いた日本代表SOの田村優が出席。同じく今季就任した元サントリー監督の沢木敬介監督が「毎日怒っているので、みんなピリピリしながら練習している」と明かした上で、シーズンに向けて「いっぱいボールを動かして、いいランナーにボールを回す。一つでも多く勝てれば」と話した。

 サントリーは新主将の日本代表CTB中村亮土が出席。イチ押し選手には新人SH斎藤直人を挙げたが、矢野氏らからは新加入のニュージーランド代表SO/FBボーデン・バレットの様子を尋ねる質問が飛んだ。すると「ボーディー」の愛称で呼んでいる中村は、「ロッカーが隣でいつもしゃべっている。全部が隙がなくて、文句の付け所がない。そこに腹が立っている」と紹介。プレーヤーと人間、両面で完璧ぶりを見せているというバレットに嫉妬している様子だった。

 トップリーグは今季がラストシーズンとなり、来年1月に新リーグが創設される見込み。太田治チェアマンは「最後のトップリーグに懸ける選手たちの思いを見てもらいたい」とピーアールした。

続きを表示

2021年1月4日のニュース