レイブンズのQBジャクソンが「記録的」な大活躍 ブラウンズは18季ぶりにプレーオフ進出

[ 2021年1月4日 07:09 ]

QB史上初となる2季連続のラン1000ヤード突破を達成したレイブンズのジャクソン(AP)
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 NFLのレイブンズは3日、敵地シンシナティ(オハイオ)でベンガルズを38―3(前半17―3)で下して5連勝。今季の成績を11勝5敗(AFC北地区2位)として最終週で3季連続のプレーオフ進出を決めた。

 3季目を迎えているQBラマー・ジャクソン(23)はパスで113ヤードと3TDをマークしたばかりでなく、11回のランで97ヤードを走破。今季のラン獲得は1005ヤードとなり、昨季(1206ヤード)に続いて1000ヤードを突破した。

 QBによる2季連続の「1000ヤード・ラッシング」は史上初。2018年のドラフトで1巡目(全体32番目)に指名されたジャクソンはデビューから出場36試合連続でTDをマークしており、これは現役選手の中では最長となっている。またドラフト2巡目(全体55番目)に指名された新人RBのJ・K・ドビンス(22)も、13回のキャリーで160ヤードと2TDをマーク。レイブンズの合計ラン獲得は404ヤードに達し、これはチーム新記録となった。

 前週の段階で新型コロナウイルスの感染者リスト(濃厚接触者)に9人が入っていたブラウンズは、地元クリーブランド(オハイオ州)で、すでにAFC北地区の優勝を決めていたスティーラーズに24―22(前半10―6)で競り勝って11勝5敗。AFC北地区の3位ながら、最終週で2002年以来、18季ぶりとなる“プレーオフ切符”を獲得した。

 スティーラーズは開幕11連勝のあとは5戦4敗で12勝4敗。AFC東地区1位のビルズがドルフィンズに56―26(前半28―6)で勝って13勝3敗としたために、AFCでは第3シード扱いとなった。

 AFCでは前週まで14勝1敗のチーフスがすでに1回戦免除となる第1シードを決めており、ビルズの第2シードも決まった。

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