明大11位 シード権逃す、復路7位巻き返しもV候補屈辱の圏外

[ 2021年1月4日 05:30 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

<第97回箱根駅伝・復路>シード権を逃し、総合11位でゴールした明大・長倉はうなだれながらチームメートにタオルをかけられる(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 明大は復路7位の巻き返しも及ばず、総合11位でシード権を逃した。

 往路14位と出遅れたものの、優勝候補の一角に挙げられた選手は「復路優勝」を合言葉にスタート。8区の大保海士(4年)が初出場ながら区間記録に迫る歴代2位の快走を見せた。「まさか区間賞を獲れるとは思わなくて、一生ものの宝物になる」。総合12位まで順位を上げ、9区の富田峻平(2年)も続いた。序盤から飛ばして1人かわすと、18キロすぎには国学院大を捉えて一時10位に浮上。シード圏に入ったものの、20キロすぎには再び11位に転落した。

 富田は「かなり速いペースで入ってしまった。後半は全く動かず、反省点の多いレース」と渋い表情。「ペース設定など学ぶべきところが浮き彫りになった。しっかり学び直したい」と1年後を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年1月4日のニュース