東洋大2年ぶり“定位置”返り咲き 総合3位に酒井監督「ちょっとホッとした」

[ 2021年1月4日 05:30 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2021年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

総合3位でゴールする東洋大10区の清野(撮影・河野 光希)
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 過去4度の優勝を誇る東洋大は総合3位に入った。前回大会は10位に終わり、トップ3の連続記録が11年でストップ。2年ぶりに“定位置”に返り咲き、酒井俊幸監督(44)は「ちょっとホッとした。今までは3位は悔しいと言っていた位置なので、ようやく今年はそこに戻せた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 往路2位からのスタート。当日変更で7区に投入したエースの西山和弥(4年)が区間12位に沈むなど一時は4位まで順位を落としたが、8区の野口英希(4年)の区間2位の好走で息を吹き返した。3位でたすきを受けた10区の清野太雅(2年)は一度は青学大に抜かれながら終盤で抜き返してフィニッシュ。青学大を上回る順位は7年ぶりで「4位で終わらせてはいけないと思った」と鉄紺魂を見せた。

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2021年1月4日のニュース