天理大SO松永 流通経大戦で弟の敵討つ 19日ラグビー大学選手権準々決勝

[ 2020年12月18日 05:30 ]

ラグビー大学選手権準々決勝を控え、健闘を誓った天理大SO松永
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 19日に行われるラグビーの大学選手権準々決勝のメンバーが17日、発表され、天理大のSO松永拓朗(4年)が弟の敵討ちを誓った。関西最後のとりでとして挑む流通経大戦。本職に戻った司令塔は「負けたら終わり。今まで以上に緊張感があるし、結果を残したい」と力を込めた。

 勝者と当たる3回戦(流通経大―筑波大)を感慨深く見ていた。筑波大でプレーする弟のFB貫汰(3年)が先発。活躍しながら、引き分けにより抽選で進出を阻まれた。「ずっとやりたいと言っていたので、ごめんと謝られた」。大学での公式戦対決は実現しなかったが、勝利への欲求はさらに高まった。SH藤原、CTBフィフィタとともに1年から踏む大舞台。悲願の優勝へ向け、思いも背負いタクトを振る。

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