ロシア選手団 東京五輪・パラ除外へ CAS裁定発表、処分期間は短縮

[ 2020年12月18日 05:30 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は17日、世界反ドーピング機関(WADA)がロシアの組織的な不正を認定して下した処分を巡り、同国選手団を東京五輪・パラリンピックや22年北京冬季五輪を含む主要大会から除外する裁定を発表した。潔白を証明した選手のみ個人資格での出場を認め、国旗の使用は禁じる。WADAの決定を不服としたロシア反ドーピング機関(RUSADA)の訴えは退けたが、当初4年間だった処分期間は22年12月16日までに短縮された。RUSADAは、CASが本部を置くスイスの連邦最高裁に上訴する可能性もある。

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2020年12月18日のニュース