NFLが新型コロナの感染防止対策を強化 グッデル・コミッショナーが通達 全チームが対象  

[ 2020年11月19日 08:01 ]

今年の春に新型コロナに感染したセインツのショーン・ペイトン監督(AP)
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 前週に実施された新型コロナウイルスの検査で選手17人、スタッフ35人の感染が新たに判明したNFLが感染防止対策を強化。スポーツ専門局のESPNが報じているもので、ロジャー・グッデル・コミッショナー(61)が全32チームに対してこれまでの規則(プロトコル)をさらに厳格化した“新ルール”を文書で配布したことが明らかになった。

 すでに28チームは「バーチャル・ミーティング」「施設内は練習時を含めて常時マスク着用」「日々の行動ルートの追跡が可能になるデバイスの装着」など感染防止と濃厚接触者の割り出しに必要な方策を取っていたが、その中身をさらにきびしくして全32チームに対象を広げた形。文書の中では「室内でのミーティングが必要な場合にはリーグと選手会が認めた検査済みの広い部屋で行うこと」「選手の食事は手に取って持ち運べるものに限ること」「ロッカールームの使用は1人15分以内で、中に入れる人数も最少限にすること」「治療を行う者と受ける者はどちらもマスクかリーグ指定のフェイス・シールドを着用すること」「ウエイトルームに入れるのは広さにかかわらず選手10人とコーチ5人まで」といった項目が示されている。

 なお、この“新ルール”は21日から適用される。

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2020年11月19日のニュース