今季国内自己最高スコアの渋野 靴ずれを告白も…同組の古江と大里に助けられる

[ 2020年11月19日 14:47 ]

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエールレディース 第1日 ( 2020年11月19日    愛媛県 エリエールGC松山=6545ヤード、パー71 )

<エリエールレディス・第1日>ティーケースに入れた虫のおもちゃで大里を驚かす渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 自身初の大会連覇を目指す渋野日向子(22=サントリー)が今季国内ツアーでは自己ベストスコアの68を出し、上々のスタートを切った。

 11番パー5で2オンしながら3パット。嫌な雰囲気になりかけたが、15番でバーディー先行するなどボギーなしで上がった。「個人的にはノーボギーで回れて良かった。スタートダッシュとしては上出来のスコア」と評価し、点数を尋ねられると「今日はパッティングはめっちゃ良かったけれど、ショットが荒れていた分、45点ぐらいで」と笑いながら自己採点した。

 実は手負いだった。前週の伊藤園レディースで右足裏の痛みがあることを告白していたが、この日は右かかとの靴ずれを発症。新しいスパイクを履いていたわけではないといい、「先週も昨日も(靴ずれに)なっていなかったのに…。歩き方の問題なのかなあ。上り坂は痛くて引きずる感じになった」と明かした。

 それでも、表情は明るい。「(同組の)古江ちゃんがバーディーを取ると、自分も頑張らないとと奮い立たせてくれたし、親友の大里(桃子)と回って話しながらできて、自分のこと以外にも目を向けることができたから気持ちの切り替えができた」と一緒に18ホールをラウンドした年下の古江彩佳と同学年で仲良しの大里桃子の存在に感謝した。

 好発進し、大会連覇へ期待はふくらむ。「2日目に順位を下げることが多かったので明日はそれをしないよう、粘り強いゴルフをしたい」と力強く言った。

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