納谷、また幕内経験者破って2連勝　「勝負したら負けない」矢後を豪快押し倒し

大相撲11月場所3日目 （ 2020年11月10日    東京・両国国技館 ）

＜大相撲11月場所3日目＞矢後（手前）を押し倒しで破る納谷景（撮影・久冨木　修）
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　大横綱・大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の三男の西幕下筆頭・納谷（20＝大嶽部屋）が2連勝とした。幕内経験者で東幕下2枚目の矢後（26＝尾車部屋）を相手に押しに徹し、相手がはたきに来たところで豪快に押し倒した。

　二所ノ関一門連合稽古で胸を借りたことのある相手だけに、取り口は分かっていた。「つかまったら絶対に勝てないと思った。止められてもまわしは嫌っていこうと思った。引いてくるのを待っていて、引いたときにバランスを崩せたのかなと思う」と振り返った。

　無傷の2連勝に「しっかり前に出られているのでいい」とイメージ通りの相撲が続いている。しかも1番相撲の大翔鵬に続いて、幕内経験者を撃破した。「2人とも勝負をしに来る、相撲を取りに来てくれる相手。自分もやりやすい。勝負したら負けないというのはある」と真っ向勝負に自信をのぞかせた。