NBAの「12・22開幕」が正式に決定 FA交渉は11月20日に解禁

[ 2020年11月10日 15:34 ]

レイカーズの優勝で10月11日に幕を閉じた今季のファイナル(AP)
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 NBAと選手会は9日、すでに合意に達していた2020~21年シーズンの12月22日開幕を正式に承認。通常の82試合制ではなく10試合減の72試合でレギュラーシーズンを消化することになった。

 FA選手との交渉はドラフトの2日後となる今月20日の午後6時に解禁。契約は22日の午後12時1分(いずれも米東部時間)から可能になる。キャンプインは12月1日でレギュラーシーズンの全日程は数週間以内に決定する見込み。フロリダ州オーランドでの再開シーズンに参加できなかったニックスなど8チームは8カ月半の休養をはさんでの再始動となるが、10月11日のファイナル第6戦まで戦ったレイカーズとヒートはわずか50日間のオフとなる。

 AP通信によれば、サラリーキャップ(年俸総額の上限)は昨季と同じ1億914万ドル(約114億6000万円)で、ラグジュアリー・タックス(ぜいたく税)の適用ラインとなるタックスレベル(1億3262万7000ドル=約139億3000万円)も据え置かれた。ただし82試合制に戻されることになっている2021~22年はそれぞれ3~10%ほど増額される。

 新型コロナウイルスへの防止規定は今季のプレーオフ同様に全チームが対象。なおオーナー会議は10日に再度、この件に関して投票が行われる。

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2020年11月10日のニュース