大黒田裕芽、制限付きの対人練習解禁に「質にこだわるしかない」 女子セブンズ合宿

[ 2020年10月14日 14:01 ]

<女子セブンズ日本代表候補熊谷合宿>パスを出す大黒田裕芽(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 埼玉県熊谷市で合宿中の7人制ラグビー女子日本代表、大黒田裕芽(26=名古屋レディース)が14日、オンライン取材に応じた。今合宿原から新型コロナウイルスの感染防止の観点で行っていなかった対人練習を解禁。4対4までの制限付きとなったが、60%ほどの強度で汗を流した。「みんなでやっとここまでできるようになった。コロナによって制限が掛かった中で強度を上げていく。試合でのトライ、修正の時間ができないので、練習の質にこだわるしかない」と話した。

 目標の東京五輪でのメダル獲得のため、オフロードパスなどの精度を高めている最中。「前回の合宿からオフロードを多くやっている。オフロードで最初と2回目のゲインをしていく。立ってつないで、なるべくラックをせずにボールをつなぎたい」と狙いを語る。

 大黒田は16年リオデジャネイロ五輪を経験。「リオはギリギリまでで参加できない人がいたり。全体の強度、質を上げきることができなかったことが反省としてあった。この中では、精度と強度を上げながらライブに近い状況でやり続けることが重要と思っています」と語った。

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