瀬戸大也 年内活動停止 東京五輪内定取り消しはなし「おわびは水泳で努力していくこと」

[ 2020年10月14日 05:30 ]

瀬戸大也
Photo By スポニチ

 日本水連は13日、都内で臨時常務理事会を開き、不倫を認めた競泳男子の瀬戸大也(26)に年内の活動停止処分を科すことを決めた。日本水連主催の公式大会や強化合宿、海外遠征への参加ができない。12月の日本選手権だけでなく、日本水連主催ではないが海外遠征となる10月下旬からの賞金大会「国際リーグ」(ブダペスト)も対象となる。スポーツ振興基金助成金の20年下半期の推薦停止も決定。日本オリンピック委員会(JOC)のインテグリティ教育プログラム受講も求められた。

 一方で、200メートルと400メートルの個人メドレーでの東京五輪の内定は維持された。瀬戸はマネジメント会社の公式サイトにコメントを発表。謝罪を重ねた上で「どうしたらご迷惑をお掛けした皆さまにおわびできるかを自分自身に問い続けてきましたが、私にとってのおわびはこれからも水泳で努力していくこと。家族からも皆さまからもスイマーとして再び認めていただけるよう、一からやり直す覚悟で真摯(しんし)に水泳に向き合っていきたい」と決意を記した。

 青木剛会長(73)は「五輪内定は昨年の世界選手権で金メダルを獲得した“選手の権利”であると同時に、五輪本番での活躍を期待して付与した」と内定維持の理由を説明。「社会人選手として、五輪内定選手として“水泳日本選手団行動規範”に準じた行動をするものと期待していたが、一連の行動は、それに反したもので大変残念」とした。

続きを表示

2020年10月14日のニュース