新関脇・大栄翔 初の賜杯へ「自分の相撲を100%出せるように」

[ 2020年9月3日 05:30 ]

13日初日 大相撲秋場所

稽古で激しい突きを見せる新関脇の大栄翔(左)
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 大相撲の新関脇・大栄翔(26=追手風部屋)が2日、電話取材に応じ、秋場所(13日初日、両国国技館)に向けて「出るからには毎場所優勝を目指す」と初の賜杯への意欲も口にした。この日は埼玉県草加市の追手風部屋で十両の大奄美、大翔丸らと19番取って16勝。突き押しに徹する意識を持ちながら、疲労がたまるとまわしを引いてしまう場面もあったそうで「自分の相撲を100%出せるようにしないと」と反省も忘れなかった。

 7月場所は小結で11勝を挙げ、秋場所は大関への足固めの場所となる。大関・朝乃山は同じ1993年度生まれで「本当に刺激になるし意識する」という。周囲から大関を期待する声も届いており「プレッシャーとは考えず気合に変えていきたい」と意気込んだ。

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