中川親方は2階級降格 部屋閉鎖、暴力や暴言で

[ 2020年7月13日 21:02 ]

中川親方
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 日本相撲協会は13日、東京都墨田区の両国国技館で開いた臨時理事会で、中川親方(54)=元幕内旭里=の弟子3人に対する暴力や暴言を認定し、委員から年寄への2階級降格処分を決めた。川崎市にある中川部屋は閉鎖となり、同親方や力士は他の部屋に移籍する。年寄は親方衆の序列で、再雇用者の参与を除き最下位。

 相撲協会によると、3月の春場所中にタクシーで居眠りした弟子に対し宿舎で腹を3回蹴り、胸部を拳で2度殴るなど複数回の暴力があった。弟子に不手際があった際には「殺すぞ」など暴言を日常的に繰り返した。

 問題を調査したコンプライアンス委員会は、指導者が暴力を振るったことは重大で部屋を運営させるべきではないと指摘。一方で弟子たちが、けがのないことや親方の謝罪を受けて厳罰を望んでいないことから、退職勧告や解雇は重すぎると判断し、降格処分を八角理事長(元横綱北勝海)に答申した。

 中川親方は時津風部屋に移籍し、力士8人や床山らは同じ時津風一門外を含めて8部屋に分散して移る。三段目力士の旭勇幸は引退する。

 八角理事長は「指導者の暴力は一番あってはならないこと。具体的な再発防止強化策を講じる」とコメントした。師匠に対する指導セミナー開催や、弟子育成マニュアル作成を検討する。

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