横浜市に初のプロアイスホッケーチーム誕生「横浜GRITS」アジアリーグ正式加盟へ

[ 2020年6月2日 07:00 ]

横浜市初のプロアイスホッケーチームとなる「横浜GRITS」
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 神奈川県横浜市に初のプロアイスホッケーチームが誕生することが2日、分かった。昨年5月創設の「横浜GRITS(グリッツ)」で、近日中にアジアリーグアイスホッケーに正式加盟する運び。創設1年にして、2020―21年シーズンからプロリーグに参戦する。東京圏にアジアリーグアイスホッケー所属チームが誕生するのは12季ぶり。ファンの期待も高まりそうだ。

 チーム名の「GRITS」は「やり抜く力」という意味。選手としても企業人としても一流を目標に“やり抜く”「デュアルキャリア」(二足のわらじ)を理念に掲げている。

 アジアリーグアイスホッケーは2003年創立。日本、韓国、ロシアのプロクラブチームによる国際リーグ戦で、昨季は8月31日に開幕。日本4チーム、韓国2チーム、ロシア1チームで行われ、ロシアのサハリンが2連覇した(新型コロナウイルスの影響のためファイナル中止となったため、韓国のアニャンと2チーム優勝)。

 昨季の7チーム(カッコ内は本拠地)は、日本が「H.C.栃木日光アイスバックス」(栃木県日光市)「ひがし北海道クレインズ」(北海道釧路市)「王子イーグルス」(北海道苫小牧市)「東北フリーブレイズ」(福島県郡山市、青森県八戸市)、韓国が「アニャンハルラアイスホッケークラブ」(安養)「デミョンキラーホエールズ」(ソウル)、ロシアが「サハリン」(ユジノサハリンスク)だった。

 アジアリーグアイスホッケーに所属する東京圏のアイスホッケーチームが誕生するのは、日本人初のNHL(北米プロアイスホッケーリーグ)プレーヤー・福藤豊選手(37)が所属していたことでも知られ、08―09年シーズンを最後に解散した「SEIBUプリンスラビッツ」(東京都西東京市)以来12季ぶり。

 「GRITS」のホームアリーナは「KOSE新横浜スケートセンター」(横浜市港北区)。横浜市は野球(横浜DeNAベイスターズ)サッカー(横浜F・マリノス)バスケットボール(横浜ビー・コルセアーズ)とプロスポーツチームがある“スポーツの街”で、13年には10年計画の「横浜市スポーツ推進計画」を策定。冬の横浜を盛り上げるべく、市との連携を目指し、横浜市を新チームの本拠地に選んだ。

 また、関東におけるアイスホッケー人口の増加も要因の1つ。「GRITS」に触発されてアイスホッケーを始めるジュニア世代も取り込み、アイスホッケーをメジャースポーツに押し上げる。

 アジアリーグアイスホッケーへの正式加盟が近く決まるとあり、チームはシーズン開幕へ着々と準備中。後日、記者会見を予定している。

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