「横浜GRITS」アジアリーグ加盟正式決定!横浜市初のプロアイスホッケーチーム誕生 東京圏12季ぶり

[ 2020年6月2日 15:05 ]

2020―21年シーズンからアジアリーグアイスホッケーに正式加盟、横浜市初のプロアイスホッケーチームとなる「横浜GRITS」
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 日本、韓国、ロシアのプロクラブチームによる国際リーグ戦「アジアリーグアイスホッケー」は2日、神奈川県横浜市をホームタウンに昨年5月に創設され、新規加盟申請のあった「横浜GRITS(グリッツ)」の2020―21年シーズン参戦を正式決定したと発表した。東京圏にアジアリーグアイスホッケー所属チームが誕生するのは12季ぶり。横浜市に初のプロアイスホッケーチームが誕生。「横浜開港記念日」の6月2日に船出した。

 アジアリーグアイスホッケーの小林澄生チェアマンは「横浜GRITS、アジアリーグアイスホッケーにようこそ!新横浜スケートセンターをホームリンクとするチームとなりますので、首都圏のアイスホッケーファンの皆さまに氷上の格闘技『アイスホッケートップリーグ』を観戦できる機会が増えることをうれしく思います。残念ながら今シーズンのスケジュールはいまだ決定できませんが、新たなチームが加わったアジアリーグの開催を楽しみにお待ちください」と呼び掛けた。

 創設1年にして、プロリーグに参戦する「横浜GRITS」。チーム名は「やり抜く力」という意味。選手としても企業人としても一流を目標に“やり抜く”「デュアルキャリア」(二足のわらじ)を理念に掲げている。

 臼井亮人代表取締役は「北海道で生まれた私の青春は、文字通りホッケー一色でした。夢は実業団チームで活躍すること。しかし、アイスホッケーだけでは生活が厳しいというシビアな現実を突きつけられます。多くの才能が埋もれてしまう、そんな状況を打開したい。アイスホッケーに情熱を注ぐすべての選手が、安心してプレイできる環境を整えたい。それが、私たちが横浜GRITSを立ち上げた理由です。チーム名の『GRIT』には『やり抜く力』という意味があります。多くの目に触れるこの大都市を舞台にしてこそ、アイスホッケーをメジャーにして『夢』と『生きる活力』に満ちた社会を創っていくことができる。私たちは心からそう確信しています」とコメントした。 

 「アジアリーグアイスホッケー」は2003年創立。日本、韓国、ロシアのプロクラブチームによる国際リーグ戦で、昨季は8月31日に開幕。日本4チーム、韓国2チーム、ロシア1チームで行われ、ロシアのサハリンが2連覇した(新型コロナウイルスの影響のためファイナル中止となったため、韓国のアニャンと2チーム優勝)。

 昨季の7チーム(カッコ内は本拠地)は、日本が「H.C.栃木日光アイスバックス」(栃木県日光市)「ひがし北海道クレインズ」(北海道釧路市)「王子イーグルス」(北海道苫小牧市)「東北フリーブレイズ」(福島県郡山市、青森県八戸市)、韓国が「アニャンハルラアイスホッケークラブ」(安養)「デミョンキラーホエールズ」(ソウル)、ロシアが「サハリン」(ユジノサハリンスク)。ここに「横浜GRITS」が加わり、今季は8チームとなる。

 アジアリーグアイスホッケーに所属する東京圏のアイスホッケーチームが誕生するのは、日本人初のNHL(北米プロアイスホッケーリーグ)プレーヤー・福藤豊選手(37)が所属していたことでも知られ、08―09年シーズンを最後に解散した「SEIBUプリンスラビッツ」(東京都西東京市)以来12季ぶり。

 「横浜GRITS」のホームアリーナは「KOSE新横浜スケートセンター」(横浜市港北区)。横浜市は野球(横浜DeNAベイスターズ)サッカー(横浜F・マリノス)バスケットボール(横浜ビー・コルセアーズ)とプロスポーツチームがある“スポーツの街”で、13年には10年計画の「横浜市スポーツ推進計画」を策定。冬の横浜を盛り上げるべく、市との連携を目指し、横浜市を新チームの本拠地に選んだ。

 また、関東におけるアイスホッケー人口の増加も要因の1つ。「GRITS」に触発されてアイスホッケーを始めるジュニア世代も取り込み、アイスホッケーをメジャースポーツに押し上げる。

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