サンウルブズ 5年間の活動が正式に終了 オーストラリア国内大会参戦不可能に

[ 2020年6月1日 10:30 ]

サンウルブスフィフティーン(19年5月撮影)
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 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは1日、参戦を目指してきた7月開幕のオーストラリア国内大会について、大会を主催するオーストラリア協会から正式に不可能になったとの通達を受けたと発表した。サンウルブズは20年シーズン限りでのリーグ除外が決まっており、これで5シーズンに渡る活動を、全て終えることになる。

 スーパーラグビーは新型コロナウイルスの影響で、3月中旬にシーズンが中断した。感染拡大が収束したニュージーランドやオーストラリアでは、代替措置として国内拠点のチームによる大会の開催を計画。オーストラリア・カンファレンス所属のサンウルブズも、国内大会への参戦に向けて関係各所と折衝を続けてきた。

 しかし6月1日現在、日本からオーストラリアへの入国は認められておらず、今後仮に入国が許可された場合も、14日間の強制的な隔離が義務づけられている。チームは遅くとも6月初旬のオーストラリア入国を参戦への条件としていたが、特例での入国許可なども認められず、正式に参戦不可能との通達を受けた。

 チーム運営母体のジャパンエスアールは、今後もしばらくは業務を継続する。スーパーラグビーも含め、他のリーグ参戦などを模索していく見込みだ。

 ▽渡瀬裕司CEOのコメント
 このような結果となり、サンウルブズの試合再開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には、その願いを叶える事ができず、残念なご報告となりました事をお詫び申し上げます。
 今回の決定を受け、5シーズンに渡り参戦したサンウルブズのスーパーラグビーへの挑戦は終わりを迎える事となります。このような形でシーズンを締めくくる事となり、大変悔しい思いではありますが、世界で最もレべルの高いラグビーのリーグに参加できたことは大変光栄であり、名誉あることだと感じています。
 いつもご支援頂いておりますスポンサー・サプライヤーの皆様、ファウンダーズクラブの皆様、サポーターの皆様、メディアの皆様、我々サンウルブズを応援してくださったファンの皆様、5年間、本当にありがとうございました。そしてこれまで、サンウルブズのために、日本ラグビーのために戦ってくれた全ての選手とスタッフに、心より感謝を申し上げたいと思います。

 ▽森重隆・日本ラグビー協会会長コメント
 多くのファンの方々に愛されたサンウルブズが、2020年度シーズンの終了を迎えました。
 世界の強豪チームに挑戦し続けてきた姿が、多くの皆様のご声援につながったことと思います。
 ファンの皆様、ご支援頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。
また、サンウルブズに参加した全ての選手とスタッフに対し、その献身的な貢献に深く感謝いたします。
 サンウルブズの5年間の軌跡は決して消えるものではありません。
 昨年のラグビーワールドカップにおける日本代表の活躍が語られるとき、等しく、サンウルブズの存在がその活躍を導いたと、多くのファンの方々に語られていることがそれを証明しています。
 今後もサンウルブズの存在によって積まれた経験値を活かし、ファンや関係者の皆様と共に日本ラグビーのさらなる発展に向け取り組んでまいります。

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