テニス全米OP チャーター機移動検討 新型コロナ感染リスク回避のため

[ 2020年6月1日 05:30 ]

8月31日開幕を目指す全米OPテニス
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 予定通り8月31日の開幕を目指すテニスの全米オープンが、チャーター機による選手移動などの新型コロナウイルス対策を検討していることが分かった。米テニス協会のステーシー・アラスター最高経営責任者が30日、AP通信の取材に明かした。

 同協会が専門家グループに提示した案によると、選手は渡米前にウイルス検査を受け、感染リスクを避けるため大会スポンサーの航空会社によるチャーター機で“前哨戦”の大会が行われた欧州や南米、中東からニューヨーク入りする。大会終了後は同じくチャーター機で欧州での大会へ向かう可能性もあるという。また、同伴スタッフを減らすため、大会側が理学療法士やマッサージ師を用意するほか、毎日体温を測り、行動は専用ホテルと会場の往復に限定、ロッカールームは試合時のみ使用する、などの対策が練られている。

 大会は無観客で行われ、男子シングルスを3セットマッチで実施する可能性もある。開催可否の判断は6月中旬か、遅くとも下旬に下す見込みだ。

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2020年6月1日のニュース