高田川親方 愛弟子勝武士さん死去に「悲しみは言葉にできません」、部屋一丸での奮起誓う

[ 2020年6月1日 16:58 ]

元安芸乃島の高田川親方
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 新型コロナウイルスに感染して5月14日に死亡した元大相撲三段目・勝武士さんの師匠・高田川親方(元関脇・安芸乃島)が報道陣の取材に書面で回答した。自身も4月に感染しており「この度は大変ご心配をおかけいたしました。医療従事者のお力添えを得まして、健康状態もようやく回復いたしました」とまずは現状を報告。

 勝武士さんは4月10日に感染が判明。1カ月近い闘病生活もかなわず帰らぬ人になった。その弟子について「ただ、残念ながら、大切な家族であり弟子である勝武士が新型コロナウイルスによる多臓器不全で亡くなりました。医療機関が切迫した時期と重なっていましたが、相撲協会の対応もあって重篤化する前に入院できたので、元気で帰ってきてくれるものと信じておりました。しかし容態が急変し、1カ月以上の闘病の末帰らぬ人となりました。私の体調回復を待っていたかのような最期でした」とコメントした。

 天国の弟子との思い出について、「勝武士は相撲のみならず初っ切りでも活躍したムードメーカーでした。私が部屋を興す前、彼が中学校1年生の時に初めて会い、一番最初に声をかけたのが勝武士でした。“俺が親方の本当の一番弟子だ”といつもうれしそうに話していた顔が忘れられません」と振り返った。

 さらには、「誰からも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません。しかし前を向き、これからも勝武士と一緒に部屋一丸となって頑張っていこうと最期のお別れでみんなで誓い合いました。現在、力士たちは意欲的にトレーニングに取り組んでおり、7月場所に向けて徐々に本格的な稽古を再開する予定です」と7月場所(19日初日、両国国技館)への意欲を示した。

 そして、「最後に、尽力してくださった医療従事者の方々、励ましてくださったファンの皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました」と締めた。

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