石川祐希 イタリアからの帰国を報告 PCR検査陰性「経過観察を終え、健康に生活できています」

[ 2020年5月5日 15:27 ]

4月下旬にイタリアから無事に帰国した石川祐希
Photo By 提供写真

 バレーボールのイタリア・セリエAでプレーしている全日本男子のエース、石川祐希(24=パドバ)が5日、インスタグラムを更新し4月下旬にイタリアから帰国したことを明かした。石川は「今季が終了し、日本へ帰国しました。14日間の経過観察を終え、健康に生活できています」と現状を報告した。

 イタリアでは新型コロナウイルスが猛威を振るい、リーグが途中で中止となるなど石川にとっては苦しいシーズンだった。石川の所属するパドバは8勝11敗の7位。石川は19試合に出場し、リーグ20位となる242得点でシーズンを終えた。石川は「感染拡大が収まらず、移動制限がかかるイタリア国内の移動や、多くの国際線が運休する中での帰国はいつもと違い、さまざまな思いがこみ上げた」と振り返った。

 マネジメント会社によると、帰国時にPCR検査を受けて陰性を確認。その後、自宅で14日間の経過観察を完了し、現在も体調に変化はないという。石川は「バレーボールができないという現実を受け止める中で、改めて、支えて下さる皆さんの存在の大きさを痛感している」とした上で、「皆さんと一緒にスポーツの素晴らしさを分かち合える日がまた戻ってくるように、今、自分たちの手でこれからの未来をつくっていきましょう」と呼び掛けた。

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2020年5月5日のニュース