大坂なおみ「命を救うのが一番…2021年に我が国の美しさを世界の皆さまに見せましょう」

[ 2020年3月29日 05:30 ]

大坂なおみ(AP)
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 女子テニスの大坂なおみ(22=日清食品)が28日、東京五輪の延期決定について胸中を語った。自身のツイッターに日本語と英語で投稿。延期について「残念という言葉だけでは言い表せない気持ちです。サポーターの皆さんは私にとって母国である日本で開催されるこのオリンピックがどれだけ重要な意味を持っているのかご存じだと思います」と複雑な思いを明かした。

 日米の二重国籍だった大坂は、昨年10月に日本国籍を選択。日本代表として目指していた自身初の五輪が、先延ばしとなった。それでも、世界を取り巻く現状が悪化の一途をたどることも痛感している。「全てのアスリートたちは2021年の舞台に向けて全力を注ぐ」としながらも「今私たちがしなければいけないことはスポーツを救うことではなく、世界中の人々が人種や国境の壁を越えて、数多くの命を救うのが一番大切なこと。それこそまさにオリンピック精神ではないでしょうか」と理解を示した。

 18年の全米オープンで日本勢初の4大大会シングルス制覇を成し遂げ、19年の全豪オープンでは4大大会2連覇を達成。五輪でも金メダル候補のスーパースターは「2021年に我が国の美しさを世界の皆さまに見せましょう。それまで、どうか健康に気を付けて、思いやりの心を忘れずに、みんなで頑張りましょう」と呼びかけた。

 ▽今後のテニス界 ツアーを統括する男子のATPと女子のWTAは既に6月7日までのツアー大会の中止を発表。6月8日付で東京五輪の出場権が確定する世界ランキングはツアー再開まで更新しないとしており、大きな影響が懸念されている。4大大会では5月下旬に開催予定の全仏オープンが9月20日~10月4日に延期。8月31日~9月13日に開催予定の全米オープンから2週連続のグランドスラムに選手から戸惑いの声もある。6月29日~7月12日に予定されているウィンブルドン選手権も延期や中止を検討している。

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