レスリング・ヤダブ、ドーピング違反から7月に資格停止処分明ける「運命。復帰目指す」

[ 2020年3月27日 05:30 ]

 7月でドーピング違反による資格停止4年の処分が明けるレスリングのナルシン・ヤダブ(31=インド)が、延期が決まった東京五輪出場に意欲を示したと26日付のインド紙が伝えた。ヤダブはフリースタイル74キロ級で15年世界選手権3位に入り、期待された16年リオ五輪直前に違反で資格停止。

 東京五輪も出場できないはずだったが、開催延期に「これは運命。処分が明ければ復帰を目指す」と訴えた。世界の反ドーピング機関では処分された選手が五輪延期で恩恵を被る可能性がある今回のようなケースを問題視する声が上がっている。

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2020年3月27日のニュース