柔道 東京五輪代表選考会が延期決定、時期未定 社会情勢鑑み決断

[ 2020年3月27日 15:48 ]

し烈な代表争いを繰り広げてきた丸山城志郎(左)と阿部一二三
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 全日本柔道連盟は27日、4月4、5日に予定していた東京五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)を延期すると発表した。延期時期は未定。新型コロナウイルスの感染拡大により、競泳日本選手権など他競技の選考会が次々に中止決定。全柔連は無観客で開催予定だったが、社会情勢などを鑑み延期を決断した。

 柔道の東京五輪代表は男女計14階級のうち、13階級がすでに決定している。唯一決まっていない男子66キロ級は、昨年の世界王者・丸山城志郎(ミキハウス)と17、18年世界王者の阿部一二三(日体大)の直接対決に注目が集まっていた。しかし今週末の外出自粛要請を出している東京都の小池百合子都知事は同日、早くも来週末も外出自粛を要請すると明言。今後、都市封鎖となった場合は選手や役員の移動が困難になることが予想されることから、1週間前での決断となった。

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2020年3月27日のニュース