男子ゴルフ、国内初戦5月下旬以降も…外国人が大半占める選手構成ネック

[ 2020年3月27日 05:30 ]

男子ゴルフの石川遼
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 男子ゴルフツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は26日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ(4月16日開幕、三重・東建多度CC名古屋)の中止を正式に発表した。中止は北海道胆振東部地震の影響を受けた18年9月の「ANAオープン」以来で、国内開幕戦としては初。青木功会長(77)は「選手たちにはまず感染予防と体調管理に努め、限られた行動範囲の中でも新シーズンに向けた調整を工夫しながら、昨年以上の活躍をするべく、努力を重ねてもらいたい」とコメントを発表した。

 また、4月30日開幕の中日クラウンズ(名古屋GC和合)も同じ東海地区で開催は微妙。加えて、外国人選手が大半を占める同ツアーの選手構成も大きなネックとなっている。今季のシード選手65人のうち海外出身は31人。海外からの渡航者は来日後に2週間の待機を要請されている現状では、大会に出場できない選手が続出する恐れもある。

 さらに、第4戦のアジアパシフィック・ダイヤモンド・カップ(5月7日開幕、千葉・総武CC総武C)はアジアツアーとの共催。多くの外国人選手が参加する大会で、関係者は「厳しいと言わざるを得ない」とした。国内初戦は5月21日開幕の関西オープン(有馬ロイヤルGC)以降にずれ込む可能性が出てきた。

 ≪外国人選手への救済措置を検討≫JGTOは外国人選手への救済措置を検討している。ツアーが再開した際に、入国できない選手が不利益を被ることのない方法を模索。賞金シード枠の拡大や公傷制度の拡大適用など複数の案が出ているもようだ。前日の定時社員総会で、選手会長の時松隆光は「外国人選手が日本に来たくても来られないアンフェアな状況。何らかの手を打たないと」と話し、同副会長の石川遼も「シード選手の約50%が外国籍。彼らは日本ツアーに貢献している」と配慮を求めていた。

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