感染症識者「最低1年。2年ならばより安全」 年内延期には否定的

[ 2020年3月24日 05:30 ]

史上初の五輪延期決定的

開花した桜と、台場の海上に浮かぶ五輪マークのモニュメント (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 感染症に詳しい山野美容芸術短大の中原英臣客員教授は、感染症学の観点から「最低でも1年は延期が必要。2年ならばより安全」と語った。

 治療薬やワクチンの開発が世界各地で始まっているが、中原氏は「治療薬やワクチンは開発されたとしても、安全性が確認されるまで1年はかかる」と説明。「2年後であれば治療薬は完成していなくても、ワクチンはすでに開発されているはずだ」とした。

 12年ロンドン五輪で組織委員会会長を務めた世界陸連のセバスチャン・コー会長が「9、10月に延期することは可能」としていることについては「その頃には終息しているかもしれないけど、再び感染が拡大しないと誰も保証はできない。感染学の観点から見れば、治療や対策方法が確立するとみられる1年後(に延期すべき)だと思います」と、年内延期には否定的な見方を示した。

 元々、開催可否の判断期限について国際オリンピック委員会(IOC)最古参のディック・パウンド委員は「5月下旬」との見方を示していた。中原氏は「それまでに日本で終息していても意味がなく、全世界で終息している必要がある。この状況での開催は困難だろうと思っていた」と話した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2020年3月24日のニュース