カナダ 今夏開催なら五輪ボイコット 露、豪、ポーランドも“1年後”要望

[ 2020年3月24日 05:30 ]

史上初の五輪延期決定的

 カナダのオリンピック委員会とパラリンピック委員会は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に東京五輪・パラリンピックが予定通り行われる場合は選手派遣しないと発表した。

 「カナダ選手の安全や健康、国際社会よりも大事なものはない。公衆衛生の問題」と声明を発表し、IOCなどに開催1年延期を求めた。

 条件付きとはいえ東京五輪ボイコットの動きはカナダが初めて。同国の関係者も後押しし、五輪の予定通りの開催を「無神経で無責任な行為」と非難してきたIOC委員ヘーリー・ウィッケンハイザー氏は「世界をリードしている。誇りに思う」と歓迎した。

 1年延期を求める声は多い。ロシア・オリンピック委員会(ROC)のアレクサンドル・ジューコフ名誉会長は延期される場合の時期について、今年中は「非現実的」とし、21年夏になるとの見方を示した。インタファクス通信が報じた。

 オーストラリア・オリンピック委員会も23日、21年夏の開催を前提に選手に準備をさせると発表。ポーランド・オリンピック委員会も同日、IOCに東京五輪開催延期を要請した。

 また、ドイツ公共放送ARDはリオ五輪で陸上男子やり投げ金メダルのトーマス・レーラー(ドイツ)が「2021年の開催に賛成。今秋にどういう状況かは誰も分からない」と1年の延期を主張したと報じた。

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