大阪桐蔭、連覇消えた…“怪物”奥井は涙「自分たちのラグビーを最後まで貫けた」

[ 2020年1月4日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー第5日・準々決勝   桐蔭学園31―12大阪桐蔭 ( 2020年1月3日    東大阪市・花園ラグビー場 )

涙をこらえ、応援団に最後のあいさつをする大阪桐蔭・奥井(手前)(撮影・北條 貴史)
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 両手で顔を覆い、時折、声を上げた。史上9校目の大会連覇が夢と消え、大阪桐蔭の“怪物”奥井が泣いた。

 「日本一強いチームとやらせてもらって自分たちのラグビーを最後まで貫けたと思います。3年間やってきた中で最高のゲームやったと思います」

 春の選抜大会を制した優勝候補の筆頭、桐蔭学園にフィジカル勝負を挑んで力負け。後半は16分にフッカー江良、同25分にはNo・8奥井自身がFWの連続攻撃から意地のトライを奪ったが、既に試合の大勢が決した後だった。

 U―20日本代表にも名を連ねる超高校級プレーヤー。卒業後はともに主力として昨冬の優勝を経験した同じ高校日本代表候補の江良と帝京大へ。盟友と大学でも日本一を目指す。

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2020年1月4日のニュース