テコンドー金原前会長「これからファイトが湧いてくる」今後もサポート意欲

取材に応じる全日本テコンドー協会の金原昇前会長
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　強化方針を巡ってトップ選手と対立して混乱する全日本テコンドー協会が26日、都内で臨時正会員総会を開き、新会長就任が決定的となっている日本卓球協会の木村興治名誉副会長ら新理事11人が満場一致で承認された。

　前会長の金原昇氏が取材に応じ、新理事について「専門分野の方に集まってもらって、喜んでいる。常識ある選手との対話、教育、アスリートとしての必要なものを与えてくれると思っている。全て信頼しています」と話した。

　6日には「お茶くみからやらせていただく所存」と今後もテコンドーに関わっていくことを明言。この日も「会長ではできなかったことが多々ある。これからファイトが湧いてくる」とし、「“お茶くみ”というと楽しい表現と思われるけど、お茶の1つや2つは出して当たり前じゃないかと、こういう意味です」と話した。「しっかりサポートできるよう、我々ができることを発信していきたい」と意欲を示した。

　会長時代の楽しかったことを問われると、「選手と一緒に合宿や試合に行って、食事の準備や計算、どこでお肉を出してやろうか、そういうことを考えている時」と振り返っていた。