男子・竹原佳吾が4アンダーで首位発進 女子は佐久間朱莉がトップに

[ 2019年12月26日 05:30 ]

スポニチ主催令和元年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会   第1日 ( 2019年12月25日    千葉県 一の宮CC 男子西コース=6521ヤード、女子東コース=6229ヤード、共にパー71 )

初日首位の佐久間朱莉は笑顔を見せる(撮影・西尾 大助)
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 男子は竹原佳吾(東京・早実1年)が4アンダーの67の好スコアで抜け出し、女子は佐久間朱莉(埼玉平成2年)が1アンダー、70でトップに立った。26日の最終日も18ホールを戦い、男子は上位38人、女子は32人が来年3月の全国大会(滋賀・富士スタジアムGC)へ出場できる。

 ≪男子・小林3位発進≫男子は今夏の日本ジュニアで1年生ながら2位となった小林大河(西武台千葉)が2打差3位につけた。小学時代から全国大会に出場し注目されていたが、中学3年時は膝の故障に泣き、競技に復帰したのは今年4月。1メートル84、82キロの恵まれた体で1Wは平均280ヤード。5バーディーを奪っての69にも「ショットはよくて何度もバーディーチャンスにつけながら、短いパットが入らなくて」と物足りなさそう。「明日はパットが決まってくれれば」と逆転を狙う。

 ≪女子・佐久間ホッ≫女子は70で首位スタートの佐久間は「ショットはあまり良くなかったのに、少ないチャンスを生かせました」とホッとした表情。中学3年からジャンボ・アカデミーで腕を磨き、日本ジュニア2位、女子ツアーでも出場した3試合すべて予選通過を果たしている。今大会の目標はもちろん優勝。最終日は午後から雨の予報が出ており「耐えるゴルフになるので、しっかりアンダーが出せるように」と気を引き締めていた。

 ≪女子・六車 逆転へ意地≫日本アマチュアランク2位の六車日那乃(千葉・麗沢2年)は74にとどまり「今取り組んでいるスイングがまだしっくり来ない」と不満そう。中学から一緒に練習した1年先輩の西郷真央が今秋のプロテストに合格し「私も頑張ればできるかも」と大きな刺激となっている。既に全国大会のシードは手にしているが「明日はピンを狙って」とシード選手の意地を見せる。

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